キルギスに滞在中の私から見ても、キルギスは親日国であると強く感じます。一体なぜ遠く離れた日本になじみの無いキルギスという国が親日なのか?疑問に思う人も多いでしょう。実際に当サイトに訪れる人の多く検索しているキーワードは「キルギス人 日本人 似てる なぜ」というキーワードです。そこで、今回は何故キルギスが親日国なのかについて書かせていただきたいと思います。
親日国の理由1:似た見た目からの親近感
まず第一に、私が現地で生活していて感じたキルギスが親日の理由は、まず見た目が似ていることによる親近感と、キルギスに伝わる話から感じ取ることが出来ます。最初の理由に挙げさせて頂いた理由は、これまで親日に至る経緯は数あったにせよ見た目が似ていることが大きな要因だったからだと思うからです。実際に戦術の通り、私の書いた記事の中でも人気の記事が日本人とキルギス人の見た目に関する記事であることからも日本人からの関心も高いことが分かります。
親日国の理由2キルギスに伝わる話
そして、そのキルギスに伝わる話というのも、ほかにサイトや動画などでも紹介されている人もいますが、私は実際に私はタクシーの運転手から言われたことがあります。「日本人はキルギス人と兄弟です。肉が好きな人たちが西へ行きキルギス人になり、魚が好きな人たちが東へ行き日本人になりました。私たちは元々兄弟でした。だから私たちは似ているんです。」と。我々の先祖は同じだという話です。
この話の起源は不明ですが興味深い話ですね。個人的にはキルギス人の親日感情から生まれた話だとは思います。
親日国の理由3:日本製品、車などの品質
キルギスが親日国の理由3は、日本製品や車などです。特に日本車は高品質で長く乗ることが出来、使用頻度も高く流動性も高いことから資産価値もあり、日本車は圧倒的人気です。このことはキルギスで日本車が愛されている記事にも書かせて頂きましたが、キルギス人であれば誰もが日本製品と言えば高品質であり信頼出来るものだと認識しています。人々の生活の中でいつも利用するものであり、だれの目にも付く日本車は「日本=信頼出来る」というイメージを形成するのに大きな役目を果たしています。イメージだけではなく世界的に見たらその通りだと思います。キルギスはそれほどみんな収入が良いわけではありません。しかし、首都ビシュケクを見ているとランドクルーザーなどの車の割合が非常に多いです。どれだけ日本車好きなんだと思います。
親日国の理由4:JICAなど政府の活動による感謝
キルギスが親日国の理由4は、JICAなど政府の活動による感謝です。これも結構現地キルギス人から聞いた話です。「日本はとりあえず私たちにとって良いことをしてくれている。」と具体的にどうかというよりも、みんななんとなく日本はキルギスに良くしてくれていると思っています。実際に政府機関に書類発行をお願いしようと言ってみるとパソコンに日本国旗が。病院に行くと日本の支援によって建てられたという文章などがあったりします。まあもっと効率よくキルギスの人のためになり、成果をあげる方法はあるんだけどなと思う僕ですが、JICAさん。確実に現地には良い印象を持ってもらえています。まあ、もっと良い方法はいくらでもあるんですが、ちゃんと成果出てます。さすがです。日本政府に感謝ですし、これからももっとどんどん日本と親日国キルギスの仲を深めてもらいたいです。
親日国の理由5:アニメや漫画などのコンテンツ
親日国の理由5はアニメや漫画などのコンテンツです。今や世界中を席巻しているアニメや漫画。コロナ下で家から出れない中で、家で楽しめるアニメや漫画がキルギスでも流行りました。その勢いはとどまることがなく、アニメ人気は記事にもさせて頂きましたが、若い世代に圧倒的人気を誇ります。最近ちらほらと姿を現し始めたアニメグッズのショップ。これがアニメの公式の製品であれば良いのですが、、、なんか怪しい商品が沢山あるんですよね。。。それはとりあえずここでは考えないことにして、若者が多く訪れています。小さな子供たちの日本のアニメを見る割合もどんどん増えてきており、アニメから日本文化に興味を持つ人は飛躍的に多くなってくると思います。それは伝染していき、親から子へと伝わり、親日国キルギスはこれからますます日本に好印象を感じる人の割合が高くなることは間違いないのではないでしょうか。
キルギスが親日国であることの裏付け
ここまではキルギスが親日国の理由について述べさせていただきましたが、次にキルギスが親日国である裏付けについて話をしていきましょう。日本車が多いということもここに当てはまるかもしれませんが、それ以外の商品にそれが見て取れます。日本のアニメグッズのパクリなども当然ながら、ベビー用品や食料品などでも多く見られます。それが日本製偽装品です。これは面白い写真を集めた記事にも載せさせていただいておりますが、日本製品に見せかけて販売する手法です。日本製品が行為品質で信頼があるというイメージ。親日感情を利用した恥知らずのどこかの国々(〇シア、中〇、韓〇)などの商品です。それはここ数年でも目に分かる様に増えています。
YokosanだとかJapan qualityだとか知りませんが、この手の商品がどんどん出てきており、売り場のメインを牛耳っています。そして、セールストークは「これらは日本のものです。」という言葉です。私の妻はいつも怒り交じりに「それは本当に日本のものですか?誤解を与える様な説明はどうかと思います。ちなみに私の夫は日本人です。」と良く言っています。すると「日本のものというのは、技術の話です。日本の技術で作られています。」と説明を変えるんですね。まあ、こんなことも日本が信頼されている証拠ということです。
まとめ
以上。キルギスが親日国である理由について書かせていただきました。いかがでしたか?私はただ人から聞いたり、インターネット上で言われているイメージだけで話しているわけではなく、現地に生活して感じること、自分が撮影した写真などを素材にこの記事を書かせていただいております。私の妻もキルギス人ですし、キルギスのことは良く知っています。現地に滞在している方は実は結構おられますが、私の様に情報を発信している方はほぼ皆無かもしれませんね。キルギスという国に興味がある方の疑問を少しでも解消することが出来れば幸いです。他にもいろんな記事を書いていますので、ぜひ他の記事もご覧下さいませ。