キルギス人と日本人は似ている

この話はネットでも見ることが多い話ですね。実際、私は3年以上キルギスに滞在してきており、感じることでもあります。日本人と似た顔つきの人が多いです。私の妻はキルギス人ですが、御母さんには、娘よりあなたの方が私の息子みたいに似ていると言われたことがあります。まあそれは体系も関係ある話なのですが。。。まあそれは置いておいてですね。似た顔つきの人が多いことは事実です。ネットでこの手の記事を見たことがありますし、日本人としては興味ある話題だとは思います。私が実際に言われた言葉で現地で有名な話があります。
タクシーの運転手が、私が日本人だと知ると『兄弟!』と言うのです、そして『昔肉が好きなものがキルギスに、魚が好きなものが日本へ行ったんだ』と言いました。それほどキルギス人は日本人が好きで、そしてトヨタを愛しています!キルギスが親日国である理由については別に記事にしております。
民族的には同系統ではあった
言えることとしては、キルギス人も日本人もモンゴロイド系の人種であるということです。そのためある程度顔つきが似たりすることはありますが、長く生活していた私からすると、日本人に見えるかと聞かれると、日本人には見えません。たしかに一部似ているなと思う人がいることは事実ですが、どうしてもキルギス人は放牧民、日本人は定住民族です。キルギス人は肉が好きで、日本人は魚も好きです。遺伝子やDNAはモンゴロイドと言う点で少し似ているところがあるとしても、文化や食などからまったく違う人種であると私は思っています。
大きな違い

先述の通り、文化や食の違いから、キルギス人と日本人の遺伝子やDNAが似ているのではないかというネット上の情報がありますが、私は大きな違いがあると考えています。味覚も違えば考え方も全く違うでしょう。キルギス人は長い間放牧民ですから、引っ越しをしたりすることに何の抵抗もありません。先祖代々の土地だとか、土地に対しての執着心もそれほどありません。
まとめ
あくまで私の意見となりますが、キルギス人と日本人が似ていると話題になる理由としては、比較的距離が離れたところに住んでいる。また、日本人に馴染みがない国なので『そんな聞いたことも無い離れた国になんで日本人に似た顔つきの人たちがいるの?』という具合に興味を持ちやすいからだと思います。例えば、すでに知っている国だから『モンゴル人は日本人に顔つきが似ている!』『中国人は日本人に顔つきが似ている!』なんて言っても、誰でも知っていることだから話題になりません。しかし、キルギスは言ってしまえば中国の隣の国です。そういうことです。それほど騒ぐようなことではありません。しかし、キルギスの人たちは日本人のことが本当に好きなので『兄弟』『お兄さん』とすぐに親しく接してきます。親近感と言う意味では感じるものがありますが、以上。私の意見を述べさせていただきました。
最後に、私が残念に思うことがあります。キルギスは大の親日国です。それにも関わらず、日本企業は関心を示しません。他の中央アジアも同様です。なんて勿体ない。ビジネスチャンスは多いですし、キルギスは面白いと思っていただけたら他の記事も見ていただけたら幸いです。また、何か気になることがあればお問合せくださいませ。よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。