弊社は、CRS非加盟国であるキルギス共和国の2つの銀行の非渡航で非居住者の方でも銀行口座(VISAデビットカード込み)を開設出来、それをサポートすることが可能です。あくまで補助の範囲内でのお手伝いとなり、お客様から開設の希望があり、ご自身で準備した委任状などを送付頂ければ対応可能です。それでは内容をご確認下さいませ。
CRS非加盟国とは?
CRS(共通報告基準)とは、簡単に言えば、国際的な租税回避対策であり、CRSの目的は税逃れを抑止することにあります。非居住者の金融口座情報をCRS加盟国の税務当局間で自動的にその口座情報を交換する枠組みのことを指します。情報交換内容は、個人情報や収入情報や資産情報などです。CRS加盟国としては、(令和4年12月28日施行)の情報で現状は106カ国のと地域が加盟しています。
CRS非加盟国というのはその逆で、この枠組みに入っていないということですね。
非渡航で非居住者の銀行口座開設とは?
例えば、日本に在住中の方であれば、日本にいながら、キルギスに行くことなく、必要書類を作成して送れば非居住者であっても銀行口座が開設出来るということです。最近では少なくなってきていますがキルギスの銀行ではそれが出来ます。長時間飛行機に乗って渡航して自ら銀行に出向いてロシア語かキルギス語で話をして、銀行口座開設するには少々ハードルが高いと思います。非渡航で銀行口座開設出来るのは非常に便利だと思います。
対象銀行
次に、口座開設を補助(サポート)出来る2つの銀行を簡単に紹介します。
①キルギススイス銀行
キルギススイス銀行については以前も記事にしております。のでよろしければそちらもご覧下さいませ。この銀行はスイス資本による銀行で、キルギス共和国の法人、機関投資家、個人顧客向けにカスタマイズされた銀行ソリューションや金融サービスやコンサルティングサービスも提供しています。スイスは、人々の信頼に基づいた銀行システムが何世紀にもわたる伝統を持つ国で、金融業界では有名ですね。
②キルギスタンコマーシャル銀行
「キルギスタンコマーシャル銀行」OJSCの起源は1988年1月1日ソ連時代のキルコントリー・ジルソツ銀行遡り、これに基づいて1990年11月6日に銀行が設立され、キルギス共和国法務省に銀行「キルギス」として登録された。2005年に当銀行はJSC「キルギス銀行」に改組され、2006年11月20日より当銀行は現在の名称「キルギスタンコマーシャル銀行」OJSCとなり、キルギスの全地域に100か所以上のオフィス、187か所以上のATM8つの国際送金システムがあり、世界のほぼすべての国でアクセス可能です。キルギスでは大手の銀行です。
CRS非加盟国の銀王口座開設の流れ
上記2行において、非渡航で口座開設する流れについて説明します。
①問い合わせ
弊社の補助(サポート)がどういう内容なのか説明致しますので、まずは問い合わせフォーム、もしくはLINEから口座開設希望の旨をご連絡下さいませ。
②ご自身で必要書類を作成
お客様ご自身で必要書類の印刷やサインをしてください。アポスティーユを取得する必要があります。作り方などはサポート致します。
③郵送
必要書類をキルギスへ郵送をお願いします。
④口座開設
お客様の希望に従い、銀行が口座開設、及びデビットカードの発行を行います。
⑤到着
お客様の手元に口座情報並びにVISAデビットカードが到着します。
サポート費用について
サポート費用については、お客様がゴールドのVISAデビットカードを希望されるのかなど、希望される内容によってサポート内容も変わります。そのため、まずはお問合せくださいませ。
最後に
キルギスの銀行というのは、CRS非加盟国であり、非渡航かつ非居住でも銀行口座を開設出来る数少ない国ですが、口座開設するメリットとしては、キルギスソムという現地通貨がマイナーながら、24か月の定期預金で金利が13%(2023年9月12日現在)という金利となっています。あくまで正当目的、メリットを考えての口座開設のご利用をお願いします。また、サポートをご依頼の際は、指定の銀行でお客様が自ら口座開設を行うためのサポートを弊社はするものであり、口座開設後にどの様なことがあっても(銀行が破綻するなど)一切弊社は責任を負うものではありませんので、予めご了承下さいませ。お客様からの口座開設の希望があればサポートはさせて頂きますので、まずは一度お問合せくださいませ。