この記事では、キルギスで英語が通じるのか?というテーマに、キルギスの英語の表記や発音についての情報を合わせて記事にしています。実際の教育水準や世界における英語のレベルなども見て行きながら分かりやすく解説しております。気になる方はぜひ最後までご覧下さいませ。
キルギスの英語表記について
キルギスの正式国名はキルギス共和国で、英語表記は “Kyrgyzstan” (キルギスタン)です。この国の名前は、その公式言語であるキルギス語では “Кыргызстан”と表記されます。
また、キルギスの人々は “Kyrgyz”(キルギズ)と呼ばれ、言語も “Kyrgyz language”(キルギス語)と表現されます。
キルギスの国名の発音について
キルギスの国名 “Kyrgyzstan” (キルギスタン)を発音すると、以下の通りの発音となります(私の妻による音声あり)。
キルギス語では “Кыргызстан”を読む場合は若干英語と異なる発音になります(私の妻による音声あり)。
キルギスで英語は通じるの?
キルギスでは、公用語はキルギス語とロシア語です。特に都市部や旧ソビエト連邦時代に教育を受けた世代の間でロシア語は広く話されています。英語は通じるのでしょうか?見て行きましょう。
英語の能力
世界111か国を対象にしたEF EPI 英語能力指数において、キルギスは111か国中91位です。日本はこのランキングにおいて80位なので、日本も高いとは言えませんが、キルギスは日本より更に英語が通じない国です。
英語教育に触れる機会
日本は義務教育で多少は発音のおかしなエセ英語を学びますので、少しましです。現在大人の年代のキルギス人は義務教育で必修で英語を学ぶということはありませんでした。基本的には政府の学校が11年間あり、5年生ぐらいから選択で英語がありました。もしくは、インターナショナルスクールや私立の学校で学ぶ機会がある人は英語に触れることが出来ました。最近は英語の重要性を意識してきており、日本で言う小学校から英語を学べる学校も増えてきています。
話せる人はどんな人?
都市部のホテル、レストラン、観光地などでの英語の使用は徐々に増えてきています。特に首都ビシュケクや主要な観光地では、観光業に携わる人々や若い世代の間で基本的な英語は一般的に話されるようになってきています。
地方では話せる人が少ない
地方や田舎、特に遠隔地では英語を理解する人は極めて少ない可能性が高いです。そのため、キルギスを訪れる際は、基本的なロシア語やキルギス語のフレーズを覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。
キルギスにおける英語教育
キルギスでの英語教育は、過去数十年の間に進化してきました。以下にキルギスにおける英語教育の現状をお伝えします。
インターナショナルスクール
キルギスにはアメリカンスクール(オックスフォード)など様々な英語を学ぶことが出来るインターナショナルスクールもあります。しかし、キルギスの一般家庭の稼ぎを考えると、通える現地人は富裕層だけになってしまいます。
教育制度の変遷
ソビエト連邦の時代には、外国語としてロシア語の教育が重視されていました。しかし、ソビエト連邦の崩壊後、キルギスは国際的な関係を強化するため、英語教育の重要性を認識し始めました。
質の向上
近年、教育の質を向上させるための取り組みが進められています。外国からの教育者や専門家の協力を得て、教材の改善や教師の研修が行われている場面も見られます。
プライベートスクールや塾
都市部では、プライベートの英語学校や塾が増えてきており、これにより、興味のある生徒や大人がさらに高度な英語教育を受けることができます。
大学教育
主要な大学では、英語に基づくプログラムや授業が提供されています。また、外国からの交換留学生や教員の受け入れを通じて、英語の使用や学習の機会が増えています。
外国文化との交流
キルギスでは、アメリカやヨーロッパの国々との文化交流や協力プログラムが増えてきており、これに伴い英語の重要性がより認識されています。
キルギスは英語教育の推進を続けていますが、都市部と地方部での教育の質やアクセスにはまだ差が存在することも事実です。しかし、国としての国際化を進める中で、英語教育の重要性が増しているのは間違いありません。
結論
こちらの記事では、キルギスで英語が通じるのか?ということをテーマに、国名の英語表記から発音、そして英語教育の状況について話させて頂きました。結論としては【キルギスで英語は通じない】です。どこの国でも一緒ですが、多少は話せる人がいます。しかし、どこに行っても英語で話をすることが出来、通じるということは困難でしょう。基準は英語で生活が出来るということだと考えます。そう考えると英語は通じません。私が生活をしていても、痛感します。そのため、現地ではGoogle翻訳を使って話すなど工夫しましょう。大抵の場合はGoogle翻訳で何とかなりますので、お試しください。以上となりますが、他にもキルギスに関する様々な記事を書いています。ぜひそちらも一緒にご覧下さいませ。