一般社団法人宮崎県農業会議様、一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会様、それぞれからお一人ずつのお二方と、ウズベキスタンの主に農業分野の特定技能人材についてのお話や情報交換をさせて頂きました。これを機に宮崎の農業分野でウズベキスタン人が活躍するきっかけになれば良いなと思います。
一般社団法人宮崎県農業会議について
一般社団法人宮崎県農業会議は、農業委員会相互の連絡調整、農業委員及び農地利用最適化、 推進委員並びに職員に対する講習及び研修、その他の農業委員会に対する支援など、宮崎の農業の支援などを中心とした活動をされています。個人会員29会員、団体会員34の全会員数は63会員様で、宮崎県全土に会員様を抱えておられます。
一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会について
一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会は、会員の自主性・主体性を基本にした組織活動により農業法人の健全な経営発展とトップマネージャーとしての法人経営 管理能力の向上を図るとともに、宮崎県農業の発展に貢献することを目的として活動しておられます。正会員88社 賛助会員55社(令和5年6月現在)が参加して活動しておられます。農業法人が抱える、生産、経営、人材育成、販路拡大などをテーマに様々な事業、サービスを会員様に提供されているので、人材確保の面で何かお役に立てたら良いなと私自身考えています。
お話させて頂いたこと
今回は、私自身が都城に住むことになったから、宮崎の農業の人手不足解消のお役に立ちたいと言う話の他、ウズベキスタン人材についてのお話をさせて頂き、また様々な質問も頂戴したので、それにお答えする形で話や情報交換をさせて頂きました。
個人的にはウズベキスタン特定技能は実績がネック
話の中で、私がウズベキスタン人材の一番のデメリットとしてお話させて頂いたのは、他の特定技能人材が多く日本に来ている国に比べてウズベキスタンは実績が非常に乏しいという事です。日本と言う国の人たちは、実績があれば、多少のことは目を瞑れる人種なので、誰かがやってるならやる。後を追うということが好きなものですから、そういった点がこれから弊社がウズベキスタン人材を日本で広めるには重要なポイントになるだろうなと感じていることをお伝えさせて頂きました。実績を気にすることなくPR出来る様になれば良いなと思いました。
宮崎の農業はやはり面白い
令和3年には宮崎県の農業産出額は3,478億円と、前年より130億円(3.9%)増加し、全国順位は過去最高の第4位となりました。令和4年には宮崎県の農業産出額は3,505億円(前年より27億円増加)となり、全国順位は第6位となりました。宮崎の農業は全国的にもトップクラスに盛んです。これを支える事業というのは非常に楽しいしやりがいを感じます。
最後に
そもそもウズベキスタンの特定技能人材の話など、日本で聞いたことが無い人がほとんどです。恐らく今回お話させて頂いた一般社団法人宮崎県農業会議様、一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会様も、ウズベキスタンが日本政府と特定技能に関する二国間の協力覚書に署名済みであることは知っていても、ウズベキスタンについての話を聞いたのは今回が初めてなのでは無いかと思います。無いところから1歩を進むことは今までも何度もしてきましたので、非常に楽しく有意義な時間を過ごせました。宮崎に将来的に多くのウズベキスタン人が住みながら農業に従事する未来が来たら嬉しく思います。当然、日本のルールや文化、そんなところをしっかり学んでいただければ良いなとも思います。今回はご対応頂いた一般社団法人宮崎県農業会議様、一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会様、それぞれから話を聞いてくれたご両名の方々、ありがとうございました。今後またの機会があることを心待ちにしております。