本日、農業法人様からインターンシップの受け入れサポートの仕事を受注しました。クライアントは農家様で、キルギスの農業大学とのインターンシップ提携契約の締結と、日本での生活や言語などの支援が主な業務となります。今後インターンシップでの海外の学生の来日は増えていくのでは無いかと考えています。どんなことをするのかここで記事にしたいと思います。
インターンシップで生徒を受け入れるメリットとは?
インターンシップのことを誤解している人も結構いますが、インターンシップは給与が発生しても良いです。また、無給でも、生活費や交通費が出るのであれば行きたいと言う生徒は大勢います。あくまで学生は学びに来るわけですから、しっかりカリキュラムを考える必要はありますが、仕事をしてもらうことも学びです。ここではいくつかのメリットを紹介します。
安価で呼ぶことが出来る
特定技能などと比べると安価でキルギスの生徒を日本へ招致することが出来ます。例えば、特定技能の場合は、現地での教育費用や紹介元への紹介料などの支払いなど様々な費用がありますが、インターンシップではそれらの費用は不要です。
毎年など定期的に呼ぶことが出来る
一度大学と提携契約をしたら、その大学でインターンシップの募集をかけて毎年生徒を読んで学習してもらうことも出来ます。魅力ある職場であれば、帰った生徒が在校生に対してPRをしてくれることでしょう。そうなると定期的に生徒を呼ぶことは容易になりますね。
リスクが小さい
通常の就労に比べると期間も短いと言う点はありますが、短期間の受け入れだけでそれ以上何かしらの責任が生じることがありません。雇用となると、雇用主としての権利が発生して、もしあまり仕事が出来ない人を雇ってしまっても面倒なことがあります。そういった面で、気軽にスタートが出来ます。
将来的に雇用へと繋がる道がある
例えば、キルギスからインターンシップで御社に来た生徒がいるとしましょう。学習態度も優秀で、日本語の覚えも早い。ぜひうちで雇いたい!と思える学生が来たらどうしますか?そんな場合は、もし日本滞在中や、帰ってから特定技能試験をクリアしたら、卒業後に特定技能ビザで呼ぶことも出来ます。業種や形態によっては仕事を手伝ってもらいながら求人が出来ると言う一石二鳥な部分もあります。
インターンシップで生徒を受け入れるデメリットとは?
メリットもあればデメリットも当然存在します。そこもしっかり理解して検討しましょう。
戻ってくるとは限らない
メリットとして、良い生徒がいれば特定技能ビザなどで呼び戻すことが出来るとお伝えしましたが、忘れてはいけないのが、選択するのは生徒だと言うことです。当然職場が魅力的でここで働きたいと言う気にさせることが出来たら戻ってきてくれるでしょう。
期間が短い
インターンシップでは何年も生徒さんにいてもらうわけにはいきません。
言語の問題
キルギスからのインターンシップ生であれば、キルギス語、ロシア語が公用語で、日本語などほとんど分かりません。この辺りは弊社でサポートは可能ですが、不安な方も多いでしょう。ただ、その辺りはやってみたら何とかなるものだと思います。
何故農業にキルギスからのインターンシップ?
今回は何故農業でキルギスからのインターンシップ生の受け入れのサポートをするに至ったのか。それにはいくつかの理由がありましたので、ここで紹介します。
農業に適している
第一に、キルギス人は農業に適していると考えられるからです。キルギスは元々放牧民で、多くの人が馬に乗れたり、羊を捌く事が出来たりします。そして、特産だけでなく農業も盛んで、農業従事者は多いです。生活の非常に近いところで農業と接しているため、日本みたいな偏見もありませんし、農業適正の高い人が多いです。私の妻のお姉さんも牧場や農業主であり、数百頭の羊を飼育して生活しています。
親日で日本への憧れがある
以前も記事に書かせて頂きましたが、キルギス人は非常に親日です。それは根本の部分では重要であると考える人は多いのではないでしょうか?日本が好きな優秀な生徒がインターンシップで来てくれるかもしれません。
あらゆる大学と交渉、提携が可能
弊社を通じて、キルギス国内のほぼ全ての学校と交渉して提携が可能です。要するにあらゆるジャンルの職場に対して適した学生のいる大学を選定して提携が可能であるという事です。
キルギスからのインターンシップ生受け入れの流れ
簡単にキルギスからインターンシップ生を受け入れる流れを説明します。
①ヒアリング
御社の業種、仕事内容を聞いて、どんな仕事をして欲しいのか、どんな学びを提供することが出来るのか、どんな生徒を希望されるのかなどをヒアリングさせて頂きます。インターンシップにも種類や期間など異なるビザがありますので、予め方向性などを決める必要があります。
②弊社と契約締結
お話をさせて頂いた上で、弊社にご依頼頂く場合は、大学との提携から、日本に来てからの生徒さんの生活などのサポートを弊社で承ります。必要があればその他についてもサポート可能です。
③受け入れ計画
大学側もいつでも生徒が送り出せると言うわけではありません。期間の調整や、受け入れ企業でのカリキュラムなどの計画を行います。
④大学との提携契約締結
希望の大学との提携契約の締結を成果報酬で承ります。基本的には作業開始前にご入金頂き万が一不成立の場合は返金致します。
⑤インターンシップビザ取得
ビザを取得したら、学生さんに来てもらって日本でのインターンシッププログラムが開始します。
最後に
キルギスの農業大学大学からのインターンシップの受け入れサポートの仕事を受注したので、軽くその件について書かせて頂きましたがいかがだったでしょうか?やり方は様々で、簡単な方法から時間のかかる方法まで多種多様です。もし少しでも興味のある事業者様がおられましたらお気軽にこちらの問合せフォーム、もしくはLINEからご連絡下さいませ。