カザフスタン旅行のベストシーズンはいつ?中央アジアの大自然と都市の魅力をあわせ持つカザフスタン。旅行を計画するべきベストシーズンについて、春夏秋冬それぞれの気候や観光地の見どころを詳しく解説!アルマティ、アスタナ、チャリンキャニオンなど人気スポット別のおすすめ時期も紹介。【2025年最新情報】
カザフスタンを旅行する目的別ベストシーズンについて

カザフスタンの観光におけるベストシーズンを時期と目的別に、コンパクトに整理するとこうなります!
春(3〜5月)のカザフスタン旅行|自然と街歩きのベストシーズン
春の気候で平均気温は10~20℃になり、乾燥していて観光しやすい時期です。
春におすすめの観光地
アルマティ市内散策(公園やカフェが活気づく)
チャリンキャニオンのトレッキング(暑すぎず快適)
シルクロード遺跡巡り(タラスなど)
夏(6〜8月)のカザフスタン旅行|高原リゾートが人気
夏の気候で平均気温は25〜35℃になります。乾燥しているが、都市部はかなり暑いので避けた方がよいかもしれません。
夏におすすめの観光地
アルマティ近郊のメデウ高原リゾート
ビッグアルマティ湖(標高2,511mで涼しい)
カザフステップ草原地帯の広大な景色
秋(9〜11月)のカザフスタン旅行|快適な気候と紅葉シーズン

秋の気候で平均気温は10〜20℃になります。空気が澄み、観光に最適な季節です。
秋におすすめの観光地
アルマティ周辺の紅葉ハイキング
アスタナ(ヌルスルタン)都市観光
チャリンキャニオンの秋の絶景
冬(12〜2月)のカザフスタン旅行|スキーと雪景色を楽しむ
冬の気候で平均気温は-5~-20℃になります。都市部でもかなり寒いが、雪景色が美しい。
冬におすすめの観光地
アルマティ郊外のシンブラクスキーリゾート
アスタナ市街地の幻想的な雪景色
中央アジア最大級のショッピングモール巡り
注意すべきカザフスタンの気候特性
カザフスタンは大陸性気候に属し、寒暖差が非常に大きいのが特徴です。
夏は乾燥して暑く、冬は厳しく寒い地域も多いため、訪れる季節によってまったく異なる表情を見せます。ベストシーズンについて考える以下にも気候の変化には注意してください。
地域 | 夏の平均最高気温 | 冬の平均最低気温 | 特徴 |
---|---|---|---|
アスタナ | 約30〜35℃ | -30〜-40℃ | 年間70℃近い差 |
アルマティ | 約30℃ | -10〜-20℃ | 1日の寒暖差も大きい |
ステップ地帯 | 地表温度50℃ | -30℃以下 | 極端な気温変化 |
カザフスタンの寒暖差が激しい実例
以下に寒暖差が非常に大きいことについて例を紹介します。
アスタナ(旧ヌルスルタン)は夏と冬の気温差が70℃近くある
・夏(7月)最高気温:30〜35℃
・冬(1月)最低気温:-30〜-40℃
上記の通り年間で70℃近い差が生じることもあります。特に冬は、強烈な寒波がシベリアから流れ込み、体感温度-50℃近くに達する日も。一方で、夏は乾燥していてカラッとした暑さになり、30℃を超える日が続きます。
アルマティは1日の中でも寒暖差が激しい
・夏(7月)昼間の気温:30℃
・夏の夜間気温:15〜18℃
1日の寒暖差が15℃以上になることも珍しくありません。特に山間部に近いアルマティでは、日中は汗ばむ暑さでも、夜は上着が必要になるくらい急に冷え込む日が多いです。持って行く服はよく考えましょう。
中央ステップ地帯は極端な大陸性気候
カザフスタン中部(カラガンダ州など)の草原(ステップ地帯)では
・夏の地表温度が50℃近くに上昇
・冬はマイナス30℃以下
という、まさに「地獄と天国」のような極端な環境になります。
乾燥しているため、体感は比較的ラクでも、身体への負担は大きいです。
まとめ

広大な自然と近代都市が共存するカザフスタンでは、訪れる季節によってまったく異なる魅力を楽しめます。街歩きや自然散策を満喫したいなら、気候が穏やかな春(4〜5月)と秋(9〜10月)がベスト。
避暑を求めるなら高原が爽やかな夏(6〜8月)、ウィンタースポーツや雪景色を楽しみたいなら冬(12〜2月)がおすすめです。目的に合ったベストシーズンを選び、ぜひカザフスタンならではの絶景と文化を体験してください!また、弊社では現地で通訳が欲しい!移動で車を手配したい!など、カザフスタン旅行のサポートが必要であれば弊社で対応可能です。オリジナルツアーなども対応可能なので、何かあればお気軽にお問い合わせフォームからご連絡下さいませ。