世界的にも高いウズベキスタンの経済成長率の推移
以前にウズベキスタンについては書かせていただきましたが、ここでは人口増加率や経済成長に焦点を当てて書いていきたいと思います。上記はウズベキスタンとベトナムの近年の経済成長率のデータです。ベトナムは多くの日本人が『経済成長が高い国』として認識しており、ビジネスにおいても強い注目を集めて来ました。しかし、見てもらえば分かる通り、ウズベキスタンも近年ずっと7%以上の経済成長を続けてきました。これは世界的に見ても大きな成長率です。しかしながら日本でウズベキスタンのことを聞いたことがありますか?あなたの周りのビジネスマンがウズベキスタンに注目していたことがありましたか?私の周りでは私以外に知りません。私がウズベキスタンが良いよと話をしてやっと私の友人達は興味を示し始めたところです。来年の春には10社程度の経営者をビジネスツアーに連れて行く予定も立てています。これほどの経済成長をしていながら日本人には見向きもされない遠い国ウズベキスタン。それには今までの歴史の中で旧ソ連を構成していた国であったこと。近年まで独裁政権であり見向きもされなかったことが挙げられるかと思います。私はそれが我々にとってはさらにチャンスを大きくしていると考えます。まだまだ知られていない魅力的な国がそこにあり、沢山のビジネスチャンスが転がっているのです。
世界的にも高いウズベキスタンの人口増加率の推移
経済成長率ではベトナムを比較対象にしたが、人口増加率に関しては近年世界トップクラスの人口増加率を記録してきたフィリピンと比較してみましょう。ご覧頂いても分かる通り、ウズベキスタンはフィリピンに近い人口増加率であり、人口がどんどん増えている国です。人口がきわめて少ない国の話をしているわけでもありません。
上記のデータはウズベキスタンの総人口の推移のデータですが、見ても分かる通り、ずっと安定した右肩上がりで人口が増えています。近年ベトナムに近い経済成長率を誇り、フィリピンに近い人口増加率を記録しているウズベキスタン。しかし、日本では全く注目されていない国。ビジネスチャンスが満載のこの国についてもう少し見て行きましょう。
ウズベキスタンはビジネスチャンスだらけ
日本の人口増加率は、-0.175%で、世界ランキングの順位は194位です。また、日本は既に発展した国家であり、他の先進国も既にあらゆるサービスが行き届いており、新しいビジネスを探すことは非常に難しいと言えます。しかし、まだ東南アジア諸国よりも断然成長の余地があるウズベキスタン。この国においては、まだまだこれからの国であり、ビジネス参入余地も多いです。現在東南アジア諸国で起きた様なマンションなど不動産の建設ラッシュが起きかけており、まさにこれからという国です。以前記事にも書かせていただきましたが、ウズベキスタンは不動産投資で非常に魅力のある国だと思います。人口増加率や経済成長率共に高く、かつ既に日本企業や日本人が多く進出している東南アジア諸国などとは違い、未開拓地である国。こんな国に何故目を向けないのか?今更先行者になれない国に行きたがるのか。私には不思議でなりません。
何故ウズベキスタンは日本人に知られていないのか
今でこそ私の友人や仲の良い企業の方々はウズベキスタンに興味を持ち始めており、仕事としても進み始めました。しかし、みんな決まって言うセリフというものがあります。『ウズベキスタンは危なくない?』『カントリーリスクを考えてた動きにくいね』などというマイナスな意見ばかりが最初は目立ちます。しかし、実際に現地ビジネスツアーで案内すると考えが変わる人が多いです。
地政学的リスク?
地政学的リスクという意味ではロシアと近いと言う方がいらっしゃいますが、日本人にそれを言われては終わりです。目と鼻の先にロシアがあることを忘れているのでしょうか。
昔は敵であった
最近であれば、冷戦時代。旧ソ連の構成国であったウズベキスタンはアメリカ、日本などの国からしたら敵側でした。その為に、良い印象を持っている高齢者は少ないでしょう。それは若い世代にも言えることであり、何か調べたこともないし、良く分からないけどあまり良くない気がするとか。知らない間に日本人の頭に刷り込まれたイメージが大きいと思います。果たして本当にそうなのでしょうか?
そもそも日本人は二番煎じを好む
私が最も嫌いな日本人の特徴です。だから発展途上国において日本は力が弱く、グローバルビジネスで勝てない。まあそんな人たちが多いからこそ我々にチャンスがあるとも言えるのですが、二言目には『上手く行った企業はあるんですか?』『日本法人で実績はありますか?』とまあ、こんな質問です。大好きですね。二番煎じが。誰もやっていないことに実績も何もない。チャレンジ精神の無い方は相手にしないと決めていますが、本当にそこまで多いとは思いませんでした。正直驚きます。
しかしウズベキスタンは大の親日
ウズベキスタンは親日です。ほとんどの人は日本に良い印象を持っており、信頼出来るビジネス相手だと見られています。その為、私でも政府関係者とのアポであったり、ビジネスにおいて様々な人とのアポも取れますし、実際にビジネスの話をしています。これは何よりもメリットであり、日本人がこの国に進出する基盤は既に先人が作り上げており、これを見逃している日本人が残念でなりません。
まとめ
私の個人の強い感情が入ってしまった文章もありましたが、ご了承頂ければ幸いです。記事を振り返ってもやはりウズベキスタンの魅力は計り知れないと思います。私はこれからも、そしてこれからもウズベキスタンの魅力を発信していき、ウズベキスタン進出支援を行っていきたいと思います。記事でもどんどん新しい情報を発信していくので是非ご覧下さいませ。今後ともよろしくお願い申しげます。