今受けている案件のご紹介です。とある企業様から希望があり、海外不動産に興味がある方や、投資に興味がある方向けの海外不動産視察ツアーを計画して欲しいというものでした。以前アテンドしたことがある企業様から改めて依頼があった形となります。

ウズベキスタンの不動産が良い理由

現在ウズベキスタンでは建設ラッシュが始まっています。どこもかしこもマンションやビルが建設中です。どうしてなのか？理由はいくつか挙げられますが、簡単にここで説明します。

人口増加と経済成長率

実はウズベキスタンの人口増加と経済成長率は世界でもトップクラスです。ウズベキスタンの人口増加率や経済成長率について書いた記事もございますので、是非参考にしてみてください。これだけでも建設ラッシュが進んでいる理由としては十分かと思われます。これらに起因して以下の様なことがウズベキスタンでは起きています。

地価の高騰と再開発

増える人口、そして首都への人口流入。これにより首都は住宅不足が予想されており、また、首都近辺の工場は郊外への移転を国策として推進しており、跡地にはまた大規模なマンション建設計画などがあります。これらの需要拡大に対して大手デベロッパーも建設を進めており、土地の購入は外国人は出来ませんが、マンションの箱の購入は現在12万ドル以上のものであれば可能です。

マンションを購入して利益はどのぐらい？利回りは？

利回りや具体的な利益に関しては幅があるので、ここではマンション購入から売却までの一連の基本的な値動きを記載します。建設前の価格を１とした場合のおよその価格の推移について記載します。

上記の通り、建設前にデベロッパーからマンションを購入すると最も安いです。建設経過と共に価格は上昇していき、この地点で購入希望者がいれば売ることも可能です。現地の投資家は大手デベロッパーで資金が尽きたりしなさそうな大手デベロッパーの建設前のマンションを購入して、内装や家具などを揃えた上で購入時の倍ぐらいの価格で売ったり貸したりするケースが多いみたいです。まとめると、大まかにですが、大体建設半ばに50％価格が上昇し、内装などを整えて入居者に販売するころには価格は2倍になるイメージです。

政府から補助金が出る別荘地開発プロジェクト

ウズベキスタン観光省が進めている、避暑地での開発プロジェクトもあります。今回は不動産のツアーの他に、政府関係者からホテル建設をした場合の政府からの補助やサポートなどの話を聞きに行く予定です。詳細については実際に現地に行って確かな情報を得てから公開したいと考えています。またそちらの公開をお待ちくださいませ。

コロナやロシア侵攻の影響は？

ウズベキスタン経済の成長予想は低く見積もられていたことは事実です。しかし、蓋を開けてみると結果は経済成長予想の上方修正でした。JETROの記事から世界銀行、中央アジア諸国の経済成長見通しを上方修正を紹介します。ご覧頂ければ分かる通り、これが何を示しているかと言うと、世界中の人たちが中央アジアのポテンシャルを安く見積もっているだけではなく、私が体感しても感じる様に、ロシア侵攻の影響が大きいと考える日本人が多いということです。しかし、実際は中央アジアの国々はロシアに対しても上手く立ち回っていると感じています。逆にその様にマイナスイメージを持つ人がこれからも多いままであってほしいものです。私からしたら今こそ仕込み時と考え行動出来るからです。

まとめ

いかがでしたか？海外不動産に興味がある人は是非ウズベキスタンに目を向けてみてください。もしかしたらそこにはチャンスが多く転がっているかもしれません。政府も外資の誘致には積極的に取り組んでおり、その中でも日本は特にウズベキスタン政府も喜ばしい出資者です。ただ不動産というだけではなく、日本人なら感じられる細やかなサービスやこんなものがあれば良いのにといった気付きなどがあるかもしれません。もし興味がある方は是非ビジネスツアーなどとご検討下さいませ。また、何かご質問等ございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。