キルギスの首都ビシュケクから、カザフスタン最大の都市であり、元首都であるアルマトイまでは陸路で250キロメートル程度です。車で移動しても4時間もあれば到着する距離です。飛行機で行くのが早いかもしれませんが、荷物が多かったりしたら車がおススメです。更に料金も車を貸し切っても6000キルギスソム(2023年12月16日現在で9577円程度)で行けてしまいます。そんなビシュケク、アルマトイ間の陸路移動について紹介します。
ビシュケク、アルマトイ間の陸路移動の方法
陸路で移動の場合、マルシュートカで移動する方法や、乗り合いタクシーで移動する方法、車をチャーターして、自分のいる場所からドアツードアで目的地まで行く方法の大きく分けて3種類あると思います。私の場合は車を貸し切って移動したことしかないので、マルシュートカで移動する方法については他の方の記事にリンクさせて頂きました。シェアタクシーも紹介先で案内があります。金額については、現在のレートでマルシュートカは640円程度、シェアタクシーは1280円程度です。しかし、シェアタクシーなんかはその場の交渉で金額は変わりますし、今はもう少し高くなっていると思います。それでも安いですけどね。
ビシュケク、アルマトイ間陸路移動のメリット
飛行機の方が早いという人がいる短いフライト移動。本当にそうでしょうか?私は飛行機より断然車移動の回数の方が多いですし、今後も陸路を選択するでしょう。以下にその理由を挙げます。
ドアツードアの楽さ
私にとっては圧倒的に陸路の方が楽です。何時間も車に乗りたくないという人もいますが、空港にフライト時間の前に余裕を持って移動して、面倒なチェックインや荷物検査を済ませて、フライトの後もアルマトイ空港から目的地まで移動する時間を考えたら、トータルで私の経験上ドアツードアの車移動の方が時間も短いこともあるしおススメです。双方の比較をしてみましょう。
フライトの場合
ビシュケクのとある場所からアルマトイのホテルまで移動するものとします。その場合は以下の流れとなります。
ビシュケクのとある地点→タクシーや何かしらの交通機関で空港まで移動する→空港でチェックインを済ませて荷物検査などを行いフライト→アルマトイ空港についてから再度タクシーや何かしらの交通機関でホテルまで移動する。
陸路の場合
ビシュケクのとある地点→チャーターした車に乗る→カザフスタンとキルギス国境で降りて入国審査→カザフスタン側で再度チャーターした車に乗りホテルへ
以上となります。荷物が多い場合には特に陸路がおすすめですね。
壮大な景色を楽しめる
こちらはビシュケクからアルマトイに向かう道中を撮影した画像です。
眼前に壮大なステップ砂漠の景色が広がります。カザフスタンの大地を目で見て体感出来ます。
道中には風力発電施設などもあります。
費用の安さ
既に料金や移動方法についてはご紹介の通り、楽な上に借り切りでも料金は安いです。私がいつも利用している運転手は、MercedesBenzのSクラスで少し古いですが、乗り心地は特に申し分なく、ビシュケクの任意の場所からアルマトイの任意の場所まで貸し切り6000ソム(2023年12月16日現在で9577円程度)です。まあ飛行機利用よりも安いですね。更に言えば、2人、3人で利用したらここから人数割りする計算です。
ビシュケク、アルマトイ間陸路移動のデメリット
私にとっては特にデメリットには感じませんが、慣れていない人からしたら陸路の入国審査はローカル感が強いので、飛行機に慣れてしまったら多少緊張感があるかもしれませんね。その他いくつか挙げられるデメリットをお話させて頂きます。
車に乗っている時間が長くなる
これは、私にとってはスマホを触ったりしていたら全く気にならない時間ですが、人によってはこれがキツイと言う方もいらっしゃいますので、デメリットにさせて頂きました。
少々運転が荒い運転手もいる
私が利用している運転手の運転は安全運転ですが、このビシュケク、アルマトイ間の運転手は結構飛ばす人が多いです。
私が今思い当たるデメリットとしては上記の様な感じです。
最後に
キルギスの首都ビシュケクから、カザフスタン最大の都市であり、元首都であるアルマトイまでの陸路移動についてのお話をさせて頂きましたが、いかがでしたか?車の手配など分からないことがありましたらサポートすることも可能です。気になった方はお気軽に問い合わせフォームからお問合せくださいませ。