こんにちは。キルギスでメイン滞在中なので、キルギスの話題をメインにお届け中です。私は以前から、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスなどの中央アジア諸国は親日だということを何度も記事で取り上げたりしていますが、実際にそれが見て取れるのが、キルギスの場合は日本車です。この国では収入が多いというわけではありませんが、異常にランドクルーザーやレクサスなどの日本の高級車が目立ちます。キルギスは土地柄車が無いと不便なこともあり、車を所有している人が非常に多いです。車は資産として考えている人も多く、日本車はその中でも資産価値が落ちにくく、中古でも最も人気な車です。当然それだけではなく、キルギスの山での走破性や性能も高く評価されています。私はいつもタクシーに乗った時に、運転手から私が日本人だと分かると車の話をされます。みんな日本車が大好きです。今回は毎日している散歩途中の駐車スペースの画像や、適当に動画を撮影した交差点の様子を公開します。
駐車場にある車を見てみましょう
この動画をご覧いただければ分かると思いますが、ホンダ車やトヨタ車など、右ハンドルや左ハンドルの車の両方があることが分かりますね。以前は大量の輸入車がキルギスに入ってきていたので、今でも多くの右ハンドル車があります。ちょこちょこ韓国車やドイツ車も混じりますが、最も多いのは圧倒的に日本車です。この辺りは中流層のマンション群の近くの駐車場です。
次の動画は、散歩途中にある中上流階級のマンションの駐車場です。レクサスのGXやLX、ランクルの率が高まります。日本と比べてもおかしい割合でこれらの車が走っています。主要都市以外の道が舗装されていなかったり、山などに行くケースが多いから余計にSUVなどの車が増えるのだとは思いますが、街乗りであっても圧倒的に多いです。やはり何よりも人気だということが理由でしょう。
交差点で走っている車の動画
信号が青になったと同時に撮影してみました。結構主要な通り同士の交差点で、それぞれの道に走る車を撮影してみました。トヨタやレクサスをはじめとした車が多いことが分かります。古い車はほぼ右ハンドルの日本車ですね。バカな法律改正で今は右ハンドルの車は輸入禁止になっていますので、それなりに新しい車はすべて左ハンドルです。
こちらは先の動画に交差する道路の動画です。こちらも青信号になったところから撮影しました。この動画からもわかると思いますが、圧倒的に日本車が多いです。これはこの時だけではなく、いつどこで見てもはっきりわかるほど日本車が多いです。韓国車や、多くの人が騙されている環境に全くよろしくない、詐欺的な中国産の電気自動車が最近は増えてきていますが、後々価値が付かないゴミになることなどが分かってきたら日本車に戻る人も多いのでは無いかと個人的には考えています。あくまで個人的な意見なので、悪しからず。
バカな法律で右ハンドルの輸入禁止
以前は多くの右ハンドルの日本車が輸入されていました。今でもかなりの割合を占めているのが右ハンドル車です(日本車は丈夫ですからね)。私が聞いた話が信じられない様な話ですが、前は右ハンドルの車が非常に多く(8割程度を占めていたと言われています。)余裕で過半数を占めていました。そこで「右ハンドルの車の方が事故が多いから」という理由で右ハンドル車に規制が入り輸入禁止となったという話です。私は一瞬何を言っているか理解出来ませんでした。当たり前の話です。右ハンドルの車の方が多いんだから、事故が多いのは普通なんです。それなら今は左ハンドルの車の方が事故が多くなってくるだろうから左ハンドルを違法にするんですかね。まあ、この話はただの言い訳の一つでしょうが、言い訳になっていない。要は日本車が大量に入ってくることを面白く思わない(新車を扱うディーラーやとある国など)の圧力があり、民意とは関係なく見えないところで何か動いて出来た法律だと思います。残念ですね。
それでも日本車は人気
右ハンドル禁止などの妨害に合いながらも、左ハンドルでも日本車の新車は売れまくってます。私は日本の自動車メーカーには頑張ってほしいですね。中央アジアで尊敬される日本、そんな日本であってほしいです。そして、もっともっと中央アジアにおいて日本企業や日本文化が進出して、共に成長する未来を作りたいと考えています。中央アジア進出に興味がある方はぜひ弊社にお問い合わせくださいませ。