中央アジアは、ウズベキスタンやキルギスで、今不動産の価格が急上昇しており、今後もしばらくこの状況は続くのでは無いかと考えています。ここでは、キルギスで売りに出ているマンションの投資向け不動産情報について、面積や販売価格、周辺の類似不動産がどれぐらいの家賃で募集があるかなどを踏まえてまとめてみました。
キルギスの不動産利回りは平均8%ぐらい
私は、キルギスの首都ビシュケクに限定してではありますが、数百の販売に出されている不動産を見て、その中から30ほどの物件をピックアップして想定利回りを算出してみました。その結果として平均の利回りが8.1%だったので、だいたい平均8%ぐらいかなと判断しました。その中でもいくつかの物件情報を以下に記載します。
| 管理番号 | 建物面積 | 物件販売価格(USD) | 物件画像外観① | 物件画像内観③ | 想定家賃 | 予想利回り(年利) |
| 1 | 50 | US$115,000 | $730.00 | 7.62% | ||
| 2 | 37 | US$68,000 | $540.20 | 9.53% | ||
| 3 | 45 | US$65,500 | $657.00 | 12.04% | ||
| 4 | 98 | US$120,000 | $1,176.00 | 11.76% | ||
| 5 | 73 | US$92,500 | $876.00 | 11.36% | ||
| 6 | 100 | US$120,000 | $1,200.00 | 12.00% | ||
| 7 | 95 | $100,000.00 | $1,140.00 | 13.68% |
ここで利回りを出すために使用した数字については、各物件のある同じエリアの似た面積の不動産で、賃貸不動産として入居者を募集していた物件の家賃を5つ以上抜粋して、それぞれの予想利回りを算出しています。データ量としては不十分かもしれませんが、ある程度の数字を見る上では大丈夫かと思います。
探そうと思えば年利10%越えも可能
上記で紹介した不動産などを見てもらえば分かる通り、マンションを購入して賃貸として貸し出していれば年利10%以上も可能であることは分かります。
あくまでこれは中古の情報です
あくまでここで紹介している不動産は中古マンションです。新築に関しては多くの注意点や、大きなメリットも存在します。また新築(プレビルド)での不動産購入に関するお話は別の記事でさせて頂きます。
最近のキルギスの不動産の傾向

最近のキルギスの不動産の傾向を見れば、近い将来はキルギスの不動産は明るい兆しが見えています。
都市化・住宅需要の増加
首都ビシュケクを含む都市部では、旧ソ連時代のアパート群の老朽化や、新しい世代・住民のライフスタイル変化に伴い、新築・高級仕様住宅(「ビジネスクラス/プレミアムクラス」)の開発が目立っています。キルギスは人口増加率も高いですが、お金を持つ層の人口も増えて来ていて物価も上昇しており、不動産の価値の向上にもつながっています。
価格上昇・競争促進圧力
供給がある程度増加してはいるものの、土地制約・都心立地・仕様グレードなどの条件によって価格上昇も観察されています。特に首都近郊で良立地・新築の物件は価格プレミアムが付く傾向があります。
中心から郊外へ
ビシュケク中心地にはもうほとんどマンション建設に向いている土地がありません。また、空気の汚染などもあり、少し中心地から離れたところの開発が盛んです。また、それらの場所では、空気の汚染にあまりさらされていない場所もあり、家族にも人気のエリアなどが点在しています。
キルギスの不動産投資はいかがでしょうか?
キルギスの不動産の実際の購入に立ち会ったこともありますし、情報収集の仕事のご依頼を受けたこともあります。また、現地での不動産の運用、家賃の回収など行っているオーナーも友人にいたりもしますので、私自身ある程度キルギスの不動産情報には精通しています。現地で不動産視察ツアーをアテンドしたり、実際の不動産探しから、不動産契約、そして契約後のサポートまで包括的にお手伝いすることも可能です。キルギスの不動産投資に興味がある方は、是非お気軽にこちらからお問合せ下さいませ。



















