とりあえずビザは不要です
まず初めにキルギスにおいて日本人は滞在期間が60日以内であれば査証は不要です。その為、特段面倒なことはなくフライトのチケットを取っていくことが出来ます。試しに60日以内の滞在でキルギスを肌で感じてみましょう。やはり日本人からしたら馴染みの無い国であり文化も違います。ぜひ一度現地の生活を体験してみましょう。
キルギスに旅行する時にツアーはオススメしない
私自身一切利用したことはありませんが、旅行会社等にある旅行ツアーは全くオススメしません。リアルな生活を体験出来ないと思うからです。それは何もキルギスだけに限ったことではありません。ツアーじゃないと行くのが怖いなどとお考えの方はこの記事を見ることはオススメしませんので、ツアー会社を探しましょう。キルギス旅行はメジャーではないので、高い上にリアルが体験出来ないという踏んだり蹴ったりな旅行が好きな人はツアーがオススメです。私としては日本人が多く滞在している国や、メジャーな海外旅行先に行く方が良いと思います。
飛行機のチケットを購入する
まずはフライトのチケットを購入しましょう。あまりすぐに行こうとするとあなたに合った滞在先が取れないかもしれませんので、余裕を持ってスケジュールすることをオススメします。一度私はそれで面倒なことになりました。それではチケットの購入に関してですが、私はいつも海外渡航の際にはスカイスキャナーを利用しています。フライト日程を変更したりすると値段が変わったりします。より自分の希望に合ったフライトを検索可能なのでオススメです。とりあえずどこで購入しても問題ありませんので飛行機のチケットを購入しましょう。メジャーな国ではないですし、日本からの場合は直行便もありません。東南アジアの国などに比べたらチケット代金は高めです。飛行機以外の選択肢も存在するかもしれませんが私からしたら飛行機一択です。
日程が決まったら滞在先を決めましょう
私自身はいつも賃貸とホテルとAirbnbの3択でしたが、日本人が運営しているゲストハウスもあるらしいです。私は利用したことがありませんが、ゲストハウスなんかが好きな人には良いかもしれませんね。ここでは4つの選択肢について各利用方法などの話をしていきます。
賃貸物件を借りる場合
まず賃貸物件を借りるのに日本人がイメージする様な不動産屋はほとんど存在しません。私が経験したことがあるのは不動産紹介会社、もしくは契約仲介を行う個人の様な何かです。その為少しハードルが高く、現地で通訳などを雇わないと難しいでしょう。これは現地に協力者を準備出来る場合。もしくは私のサポートがある場合にオススメします。まず最初はホテルやAirbnb、ゲストハウスなどに滞在しながらチャレンジする方が良いと思います。基本的には契約はオーナーとの直接交渉と契約書の締結になります。長い契約や料金の前払いで家賃は相当下げることが出来ます。私は最大で40%家賃を下げました。
最も楽なホテル
その名の通り最も楽な選択肢だと思います。最初はホテルで良いかもしれませんね。ホテルは様々なホテルがありますが、安いホテルだからと言ってそこまでひどいものではありません。1泊30ドルのホテルなども宿泊しましたが、何も不自由なことはありませんでした。たまにシャワーの排水溝が詰まっていたりというトラブルはありましたが、そこまでひどいトラブルには合ったことはありません。私が利用しているのはブッキングドットコムとアゴダです。ほぼブッキングドットコムですが、日本のサイトよりはグローバル対応のホテル予約サイトがオススメです。
ホテルは味気ない人には現地生活を楽しめるAirbnb
ホテルなんてどこも同じでしょ。当たり前に飽きている人。より現地の生活に近い体験をしたいならAirbnbがオススメです。ただし、注意しなければいけない点があります。それは、日本などではルームオーナーや管理会社が物件を管理していますが、キルギスの場合は個人がオーナーに交渉して予約が入った日だけ日割りでマンションを借りて、Airbnbで注文して来た人に対してまた貸しする場合が多いです。これはブッキングドットコムにもホテルの様にマンションの部屋を出しているケースもありました。泊まりたい日が直近の場合、予約が完了したとしても、この部屋は空いてない。別のこの部屋ならあります。なんて感じで案内されたりもします。Airbnbなどでマンションの部屋を借りる際には日数に十分余裕を持って準備する様にしましょう。
日本人経営のゲストハウスがあるらしい
私は存在は知っていたのですが、3年間一度も行くことも利用することも無かったさくらゲストハウスさん。リーズナブルに旅を楽しむことが出来る選択肢ですね。きっと日本人オーナーさんと話をしたりして現地のことを教えてもらったり、観光地などの説明をしてくれるかもしれませんね。私は特に用事が無くて会ったことはありませんが、せっかく私と同じ貴重な日本人とキルギス人の夫婦ですから、今後キルギスに行くときにはご挨拶しに行こうかなと思います。
キルギスの治安について
キルギスの治安について気になる方は既に記事にしておりますので、是非ご覧下さいませ。
キルギスに行くならいつが良い?
圧倒的に真夏と真冬以外です。一番のオススメは初夏です。最も緑が綺麗で、自然豊かなキルギスにおいて山や自然を楽しむならこの時期です。理由はとにかく暑くて寒いからです。一番ダメなのは冬です。冬は最悪です。まず-20℃とかにまで冷え込むことがあるだけでなく、世界でも屈指の大気汚染にさらされるからです。理由は、暖かくするために石炭を利用する家庭が非常に多いからです。風があまりない日などに条件が重なれば10メートル先も霞んでしまう様なレベルにまでなります。冬に関しては本当に何しに行くか分からないレベルです。首都を離れるとスキーリーゾートなどもありますが、特段変わり者でもない限り冬はおすすめしません。
滞在費用はどれぐらい必要か
キルギスでの観光旅行にかかる費用ですが、何をするか、どこに行くかで費用も変わりますので、ここでは、宿泊費及び食費についてのみ話をします。宿泊費ですが、1泊5000円から10000円もあれば十分です。それなりのホテルにも宿泊出来ます。しかし最近はインフレの影響に合わせてロシアからの避難民が増えておりホテルの宿泊費や賃料など全ての滞在費が高くなってきています。それでも食費に関しては安いところは安いです。現地人が良く行く食堂であれば1食500円程度。高級レストランになると1食3000円程度。肉が好きならステーキを500グラム食べるのに2000円ぐらいで考えていれば良いと思います。
レストランの探し方。選び方
キルギスでのレストラン探しは基本的にトリップアドバイザーです。キルギスで代表的なレストランと聞いた場合にみんなNAVATと答えます。確かにそうですが、それは海外の人に紹介するのに無難だからです。一般的には高いレストランになりますので、キルギスのスタンダードであり、多くの人が行くFaizaをキルギスの代表と考えるとレストラン選びに基準が出来て良いと思います。Faizaが価格的にも安く現地料理を食べることが出来ます。正直言ってここで食べる現地料理と、高級な現地料理の味の違いがイマイチ分かりません。高級そうに見せかけているだけのレストランなら多くあります。味の分かる人であれば日本は非常に料理が美味しい国であると考えていくと無難です。味NAVATとFaizaは多くの人が一度は行くレストランなので、現地料理を試すならぜひお試しください。また、キルギスで一番有名な日本食レストランのオーナーは私のビジネスパートナーであり友人ですが、キルギスで他にもいろいろな寿司や日本食と称するレストランは数多く存在しますが、他の場所は。。。まあ試す必要はないと思います。
チップの文化
キルギスに滞在中に、貴方がまた来たいと思うレストランがあればぜひチップを担当してくれたスタッフに渡してみてください。次回以降のサービスがあからさまに良くなるケースが多いです。チップの文化は一応存在します。しかしながら特に強く存在しているというわけでも無いので、置く必要はないと言えばないです。非常に微妙なのですが、私はまた来ると言う店ではチップを渡します。二度と来ないという店ではチップは渡しません。大体料金の10%程度渡しておけば良いです。
注意点
キルギスに観光旅行等で滞在する際の注意点について紹介します。これは私がキルギスに住み始めてすぐに感じたことや注意すべきだと思った事などを紹介します。
ラマダン時期は避ける
キルギスはイスラム教徒が多い国なので、イスラムの断食であるラマダンをしている人が多いです。その為、その時期になると空腹などで多少気が荒くなる人が多い様です。また、レストランの営業時間も変わったり、夜間に人が多くなったりと知らない人からしたら驚くことがあるかもしれません。
タクシー利用は必ずアプリを使う
タクシーに乗る場合は、乗車地点と降車地点をしっかりと入力して料金も決まっているアプリを利用しましょう。使わない場合なかなかの確立でぼったくられます。ぼったくりと言っても日本円で100円とか少ない金額の場合がほとんどですが、ストレスを感じないに越したことはありません。代表的なものではYandexという会社がタクシーアプリを提供していますので、それを利用すると良いでしょう。
物乞い対応
首都には物乞いが少なからず存在します。そういった方にお金を渡すことに対してあまり良くないと考えている人は、変に挨拶をしたり、何を話しているのかちゃんと聞く態度を見せたり、下手にアクションをすると期待されてずっとついて来たりすることがあります。無視することも必要です。
運転が荒い
結構車の運転は荒いです。しかし、歩行者に対して車が道を譲ることも多いです。その為忘れてしまいがちですが、クレイジードライバーも多いので街中を歩くときは十分注意しましょう。よくクラクションを鳴らしますし、運転手同士がにらみ合ったり、言いあったりするシーンは良く見かけます。
チップの文化が一応ある
飲食店などで食事をしたら、チップを置いたり、気に入った店員に渡すことも出来ます。しかし、私の場合はほとんどのレストランであまり美味しくなかったり、良い気分ではない場合には一切チップを置くことはありません。料金にサービス料は含まれていますし、実際は別に置く必要はないんです。しかし、見栄っ張りも多いので、チップを渡すことはステータスの一種でもあります。私の場合は複数回来たいと思えた場合に、サービスを今後良くしてもらうためにチップを置いていました。一度試してください。態度やサービスは目に見えて変わります。
日本人は少ない
ほとんど日本人がいないので、他の国の人と間違われることが多いです。どこかの国に対して良くない感情を持っている人もいて、どこかの国の人がキルギスの方から厳しい言葉や軽い暴力などを振るわれる事件も発生しています。何人か聞かれたらすぐに日本人だと答えましょう。彼らは日本人のことは大好きです。
バザールでは持ち物に注意
基本的に背後に物を携帯する形になるリュックサック等はオススメしません。また、手に持つタイプの物も、ひったくられる可能性があるので、あまりオススメしません。前に携帯可能なウエストポーチを持つなど工夫すると良いでしょう。また、あまり日本人だけで日本語を話しながら歩いたりすることも好ましくありません。また、可能であれば信用出来る現地人を連れて歩きましょう。あからさまに観光客であると思われるとターゲットになる可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?思いつくことを書き連ねてみました。まだまだ書き足りない気はしますが、あまりマニアックなことを書いても参考にならないと思いますので、これぐらいにしておきましょう。法人だけでなく、個人様の現地でのサポートも可能です。現地ツアーも存在するにはしますが、金額が高いです。少し不安だけどキルギス観光に行ってみたい!そんな方もぜひ一度お問合せ下さいませ。