日本の登録支援機関がスリランカ人の宿泊業特定技能人材を「なかなか確保できない」のには理由があります。特に最近では、インバウンドによる宿泊業の需要が急増しており、人材不足に陥っているだけではなく、スリランカでそもそも宿泊業分野の特定技能試験に合格する人が多く無いことが挙げられますが、弊社の提携先送り出し機関が紹介します。
スリランカ人特定技能宿泊業人材が確保出来ない理由

弊社にも、最近スリランカ人の特定技能人材の確保についての協力依頼が増えてきました。その為この記事を書かせて頂いてますが、その中でも宿泊業はトップクラスに件数が多いです。様々な方と話をした結果、理由は以下の理由があると考えています。
宿泊業の人気の低さ(特にスリランカ人から見た場合)
宿泊業は労働環境が厳しい割に、給与が他業種より低いと思われている傾向があります。スリランカ人に人気なのは介護、外食、農業など他の分野です。それらは前例も多く、それを見たスリランカの人たちがテストを受けるのですが、特に最近は外食業合格者が異常に多いです。外食業人材の確保はスリランカでは容易でしょう。そもそも宿泊業で日本に来ているスリランカ人の数が他に比べて前例が少ないことも大きな要因です。
スリランカ国内での宿泊業分野の合格者が少ない
先に述べさせて頂いている理由もあり、そもそも受験者数が少ないこともありますが、スリランカではこの試験に対応できる教育機関や支援がまだ少ないのが現状です。
登録支援機関のリーチ不足・競争激化
登録支援機関の多くは、スリランカ国内の送り出し機関との太いパイプがありません。中途半端なブローカーに頼っていたり、現地で協力な送り出し機関と巡り合えない場合、日本で増加する需要に対して獲得競争が激化するスリランカ人の宿泊業分野の特定技能人材確保競争には勝てません。
なかなか特定の分野の特定技能人材がスリランカで確保出来ない場合でも、弊社は現地で強いコネクションを持っている送り出し機関のエージェントをしていますので、数百人の特定技能試験合格者から人材を見つけられる可能性は十分あります。気になった方はお気軽に問い合わせフォームかLINEからご連絡下さいませ。
送り出し機関探しでこんなことで悩んでいませんか?

弊社に連絡して来る登録支援機関様は、主にこの様なことで悩まれている様です。
今まで使っていたブローカーに不満がある
実は、スリランカ人材には、他国でも同じようなことがあるかとは思いますが、人材ビジネスに多くのブローカーが関わっています。そして、ブローカーを利用している日本企業も少なくはありません。ただ、関わっている組織、人が間に多いほど情報の正確性に欠如していきますし、フィーも高くなります。そして、そんなブローカーと縁を切り、自分たちで現地の送り出し機関と直接話したいと言う方も相談に来られます。
現在付き合っている送り出し機関では人材が見つからない
スリランカで送り出し機関は乱立しており、その多くは小規模かつそれほど力を持っていない機関だと聞いています。ブローカーがライセンス取っただけの様な機関も多いです。基本的に、特に力が無い送り出し機関であっても、例えば外食業など現地で大量に特定技能試験に合格している分野の人材であれば容易に確保出来るでしょう。しかし、宿泊業になってくるとそれなりに競争力がある送り出し機関や、自分たちでそれなりの規模の日本語学校を抱ええているところじゃないと難しいかもしれません。それで、なかなか人材が確保出来ず弊社に連絡してこられる場合も多いです。
そもそもどうやって探したら良いか分からない
これも実は相談としてはあります。他の国では、簡単に送り出し機関を探し出すことが出来、日本語の担当者もいて困ったことは無かったが、スリランカに対象国を増やして、クライアント様から人材募集がかかり、いざ動いてみたら、一体どの様にコンタクトしたら良いか分からないと言う相談があります。中には、大手の送り出し機関に連絡を取っているのに返事が無いと言う相談もありました。もし困っている人がいればお手伝いします。
信頼出来る送り出し機関かどうか分からない
中には、実際に送り出し機関とは連絡が取れて、話も進められているけど、本当にここと仕事をして大丈夫なのかな?と不安になる人も多いみたいです。そんな場合でも、2つ目、3つ目の送り出し機関の候補探しのために弊社にご連絡頂いても問題ありません。
上記の通り、様々な理由で弊社に相談してくる登録支援機関様がいらっしゃいます。宿泊業の特定技能人材はこれからますます獲得競争が激しくなる分野だと思いますので、興味がある方は是非問い合わせフォームかLINEからお気軽にご連絡下さいませ。
何故弊社がスリランカの送り出し機関のエージェントをしているのか

弊社は基本的にはウズベキスタンにある日本語学校や送り出し機関の顧問やエージェントとして事業を行っています。そんな中、私の日本人の友人(証券会社のオーナーや銀行の取締役をしていた方)がスリランカで送り出し機関を立ち上げたことがきっかけで、お手伝いすることになり、それからうちもして欲しい、うちもして欲しいと連絡をもらう様になり、その中でも私が調査して、信頼出来ると考えた送り出し機関とお付き合いさせて頂いております。それなりの規模の日本語学校を主体とした送り出し機関様と、強いコネクションを持った友人の送り出し機関を、お客様の要望に応じてアレンジしています。
最後に
宿泊業の特定技能で、スリランカ人の人材を紹介してくれる送り出し機関を探している登録支援機関向けに記事を書きましたが、いかがでしたか?まさにうちじゃないかと思った