こんにちは!この間中央アジアを旅行中の日本人の方に「中央アジアでおすすめのタクシーアプリ教えてくれませんか?」と言われたためにYandex GOをおすすめして使い方を説明しました。他にも知りたい人がいるかもしれないと思ったので記事にしてみます。Yandex GOはロシアの IT 大手Yandexが所有する国際企業であり、ロシア、CIS、東ヨーロッパ、アフリカ、および世界各地でタクシーアグリゲーションおよびフード テック ビジネスを運営しています。日本だとGO、Uber、 DiDiなどのタクシー配車アプリと似たようなものだと考えてもらえれば問題ありません。私の行動範囲であるカザフスタン、ウズベキスタン、キルギスでは私はいつもYandex GOを使っています。他にもいくつかアプリがありますが、これ一つでまあ問題はありません。
まずはYandex GOをダウンロードしよう!
アンドロイドの方はこちらから、iPhoneの方はこちらからまずはダウンロードしてください。それぞれappの検索からダウンロードしても問題ありません。
こちらはiPhoneのApp Storeの検索から「yandex」と検索した時の画面です。こちらの「Yandex GOーTaxi and d…」と書いているアプリがそれです。
こちらをダウンロードしてください。
Yandex GOの認証をしてアプリを利用する
まずはダウンロードしてから、ピックアップ地点、ドロップ地点を指定してオーダーをリクエスト(Request)しようとしたら電話番号認証を求められます。SNS受信で認証が終われば利用出来る状態になりますので、以下のステップで利用してみましょう。
ステップ1 ピックアップ地点を指定する
こちらがアプリの画面です。英語には対応しているので、例は英語の画面です。ここで「Your adress」をクリックすると
ピックアップ画面の指定が出来ます。アドレスを入力しても良いのですが、正確なアドレスが分からない場合は「Map」を押すと、地図からピックアップ地点を指定することが可能です。
この様に地図上にフラグでピックアップ地点を指定することが出来ます。
ステップ2 ドロップ地点を指定する
ピックアップ地点が決まったら次はドロップ地点の指定です。ピックアップ地点を決めた時と同様に、上記の様にアドレスや施設名から検索して指定することも出来ます。しかしながら、利用されたことが無いアドレスや、無名の建物などの名前は検索でも出てきません。
目的地の住所や名前からドロップ地点がうまく出てこない場合や、住所が間違えている場合などもあります。そんな時はピックアップ地点同様に、地図からドロップ地点を指定しましょう。
ステップ3 車のグレードを指定してオーダーをリクエストする
ピックアップポイントとドロップポイントが決まったらオーダーをリクエスト(Request)します。この際に車のグレードを選択してからオーダーをリクエスト(Request)しましょう。これは国によってグレードがあったり無かったりもしますが、キルギスを例に話をします。ここではEconomy、Comfort、Business、Minivanと大きく4つに分かれています。それぞれの説明をすると
Economy
これはエコノミー。価格が安いです。所要推定時間は6分間で価格は114キルギスソムということです。車のフロントガラスにひびが入っていたり、車のサイズでいうとフィット前後のサイズの車が来ることが多いです。車も比較的古くて狭いです。あまり見た目や快適性を気にしない場合はこのクラスで十分です。運転が荒い人が比較的多いです。
Comfort
これはコンフォート。安心感、快適さという意味ですね。だいたいキルギスなら一番多く来る車種はヒョンデ(ヒュンダイ)ソナタです。またはエコノミーよりは良い車が来ることが多いです。人数が複数人の場合などはこのクラス以上が良いと思います。エコノミーよりは運転手が少しマシです。マシとは言え、日本と比べてはいけません。私が普段使いで使っているのはこのクラスです。
Business
これはビジネス。コンフォートではたまに古いMercedesなんかが来ることがありますが、このクラスだとまあまあのMercedesやLEXUSなどが混ざることがあります。コンフォートとの差はそれほど感じませんが、大事な人の送迎とかで呼ぶ場合には少しでも良い可能性を求めてビジネスの利用をおすすめします。
Minivan
これはミニバン。複数人でスーツケースがあったり、荷物が大量にある場合はこちらです。ステップワゴンやオデッセイなどの車が決ます。
グレードが決まったら「Request」ボタンを押しましょう。
ステップ4 車が来るのを待つ
「Request」ボタンを押したらアプリがドライバーを探します。マッチしたら、ドライバーの名前や車の車種、ナンバーなどが分かります。地図上に移動している車の画像が出ますので、到着するまで待ちましょう。
ステップ5 車に乗り目的地へ向かう
車に乗ったら目的地まで向かいます。運転手はたまに英語が話せる人とかいますので、頑張って自分のスキルを利用してコミュニケーションを取ってみてください。みんな日本人は好きですから。また、可能であれば、あとでも記載しますが、アプリに表示されている料金を可能な限りちょうどで支払い出来る様に移動中に準備しておきましょう。
ステップ6 目的地に到着したら支払い
目的地に着いたら支払いをしますが、冗談ではなく、おつりを十分に持っていない運転手が非常に多いです。「ちょうどで支払いできないか?」と聞かれることが何度もあります。83%の確率で聞かれます。可能であれば、アプリに表示されている金額をちょうどで支払える様に移動中に準備しておきましょう。
タクシーアプリ利用のメリット
以上が、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスなどの中央アジアでタクシーを利用する際のおすすめアプリのYandex GOの使い方の説明でした。残念ながら、これらの国において、アプリを利用せずに客引きをしているタクシーはぼったくられる可能性があります。ぼったくられるといっても法外な金額ではないのですが、外国人だからとターゲットにされて少しでもぼったくられるのは気分が良いものではありません。多くの人が嫌な気分になると思いますので、Yandex GOなどのアプリの利用をおすすめします。
いかがでしたか?
もし中央アジア諸国で普通の旅行ツアーや個人旅行では体験出来ない様な特別なツアーをご希望の方はぜひ弊社にお問い合わせください。今後ともよろしくお願いします。