『VIVANT』の舞台バルカ共和国は存在する?
結論から言えば、バルカ共和国という国は存在しません。架空の国です。もしかしたら実在するかもしれないと思ってインターネット検索した人もいるのでは無いでしょうか?実際にGooleキーワードプランナーで検索ボリュームを見たら少なからず検索している人がいました。ではどこの国かモデルが存在するのでは無いかと思いませんか?一緒に考察してみましょう。
バルカ共和国はどこの国?キルギス?
『VIVANT』は2023年(令和5年)7月16日から9月17日まで、TBS系「日曜劇場」枠で放送された人気テレビドラマです。このドラマで登場する架空の国であるバルカ共和国の場所について、見ていて気になったので、この記事を書いてみました。もしかして、これモデルになった場所はキルギスでは無いのか?と思う理由をいくつか紹介します。
バルカ共和国の場所
ヒントとなる最有力情報としては、バルか共和国はロシアとモンゴルとカザフスタンの国境にまたがっているという情報です。ここでまず排除したい国がいくつかありますが、まず【ロシアとモンゴルと中国とカザフスタンの国境にまたがっている】という形で記載があるので、ロシア、モンゴル、カザフスタンは候補から除外させて頂きます。それでは実際に地図で見て行きましょう。
上記の画像で、ロシアをピンク、モンゴルを緑、中国を赤、カザフスタンを青として色付けをしました。すると中国になりますが、中国は大きな国であり、モデルとなっている国としては乖離が激しいので排除します。すると、最も条件に近い国としては黄色で記したキルギスが挙げられます。その様に考察した理由は他にもいくつか存在します。
キリル文字
作中ではキリル文字が登場していますが、キルギスではキリル文字を用います。
乾燥した大地
中央アジア諸国は基本的に湿気が少なく乾燥した大地です。作中の砂漠とまでは行きませんが、ステップ砂漠の様な乾燥した大地が広がっています。
遊牧民と家畜の放牧
キルギスは遊牧民であり、作中で出てくる放牧されている家畜の様子などがキルギスと共通する部分があります。
バルカ警察とキルギス軍比較
上の画像がキルギス国内軍の服装例。下の画像がバルカ警察なる設定の人たちの服装です。なんか似ている気がします。
まとめ
以上、VIVANTのバルカ共和国のモデルはどこの国?実在するのか?について記事を書きました。私的にはキルギスがモデルとであると考えます。ロケのしやすさや、比較的容易に馴染みのあるモンゴル語を作中では使ったりしましたが、理由は、キルギスまで行ってロケをするのは面倒ですし、キルギス語でやるにはキルギス語が堪能な人材が少ないことが理由では無いかと考えます。また、ロシア語もキルギスでは使いますが、このご時世でロシア語を作中に出したら風当りが強い。というわけでキルギスでロケという選択肢はなかったのかな?なんて考えたりします。私もここまで書いたうえでいろんな人の考察を見てみました。モンゴルだとか、トゥヴァ共和国だという方もいましたが、私の考察の前提から考えると論外です。モンゴルとロシアはそもそも排除して考えているからですが、皆さんはどう思われますか?私はキルギスは進出支援国の一つなので、日本人のキルギスの知名度アップにつながって欲しいからキルギスであって欲しいなと思っております。また、私自身他にもキルギスの様々な情報を記事にしておりますので、興味がある人はそちらもご覧下さいませ。