本記事では、私が実際にウズベキスタンに滞在している時に日本とビジネスを行う時の問題点など、両国間の時差に関する記事を書きます。渡航やビジネスでの参考にして下さい。
ウズベキスタンと日本の時差
現在の日本とウズベキスタンとの時差は、4時間あります。日本の方が4時間進んでいますので、日本の時間からマイナス4時間するとウズベキスタンの時間となります。もし日本が午後2時(14:00)であれば、ウズベキスタンは午前10時(10:00)となり、日本が午前1時(1:00)であればウズベキスタンは前日の午後9時(21:00)となります。現状両国ともの夏時間を採用していませんので、年間通してこの時差は一定となります。
日本とウズベキスタンの現在時刻比較
両国間の時差を視覚的に比較しやすい様に、以下に日本とウズベキスタンのそれぞれの時間の時計を示します。
日本現在時刻 |
ウズベキスタン現在時刻 |
日本の標準時ゾーン
UTC/GMT +9:00 時間
日本の標準時ゾーンはUTC+9(協定世界時より9時間進んでいる)です。この時ゾーンは「日本標準時」(Japan Standard Time、略してJST)として知られています。日本全体でこの標準時が採用されており、夏時間制度も導入されていないので、年間を通してこの時差が一定です。
ウズベキスタンの標準時ゾーン
UTC/GMT +5:00 時間
ウズベキスタンの標準時ゾーンはUTC+5(協定世界時より5時間進んでいる)です。この時ゾーンは年間を通じて一定で、ウズベキスタンでは夏時間制度も採用されていないため、この時差が変動することはありません。
時差による時差ぼけについて
日本からウズベキスタンに行くときには、時差が4時間となります。4時間の時差では、中程度の時差ぼけを感じることが一般的です。具体的な症状としては、睡眠障害、昼間の眠気、頭痛、食欲不振、気分の落ち込みなどが挙げられます。もし自分が今までに海外に行ったことがあれば、そこに行った時にどんな時差ぼけが生じたか。その国との時差はどれほどあったかなどを思い出して個別の対策を考えましょう。
時差ぼけ対策
時差ぼけは対策として役立つ方法のいくつかの方法を紹介します。
旅行前の調整
出発の数日前から目的地の時間に合わせて徐々に生活リズムを変えていく。例えば、目的地が日本よりも時差が後ろの場合、数日前から少しずつ遅く寝て、遅く起きるように調整する。
水分補給
飛行中、脱水を避けるために十分な水分を摂取する。アルコールやカフェインは脱水を助長するので、摂取量を控えめにする。
移動中の休息
長時間のフライト中は定期的に足を伸ばしたり、歩いたりすることで血行を良くする。
太陽の光を浴びる
新しい目的地に到着したら、太陽の光を浴びることで体内時計のリセットを助ける。特に朝の光が効果的。
食事のタイミング
到着後は目的地の時間帯に合わせて食事をとる。
ビジネスに及ぼす影響
日本からウズベキスタンにビジネスのために渡航した場合の注意点について紹介します。
渡航初日の会食
私個人は慣れているということもありますが、初日は早く眠たくなることがあります。いつも23時頃に寝る私からしたら、ウズベキスタンでは19時になります。ちょうど、ウズベキスタン到着後の会食中に眠たくなったりします。大事な会食などが夜に初日に控えているという方は、出発を前日に変更するか、渡航前に予め寝る時間などのコントロールを行いましょう。ウズベキスタンではウォッカなどのアルコール度数の高いお酒を飲む機会の多い方もいるかもしれません。出来る限り体調を整えて臨むべきでしょう。
日本側との打ち合わせ(オンライン)時間の調整
4時間の時間差は、特に日本側の時間が進んでいますので、ウズベキスタンの日中の時間帯にオンラインミーティングなどの予定を入れましょう。ウズベキスタンで夜の時間を指定してしまうと日本では深夜になってしまいます。最初のうちは慣れないので注意しましょう。また、ウズベキスタンでは仕事の予定や時間がずれる場合が多いです。日本側にはそのことも伝えると良いでしょう。
両国ビジネス対応時間が短い
先述の打ち合わせ時間にも言えることですが、両国間のビジネス適正時間が被る時間を意識して仕事を行う様にしましょう。その時間内に連絡を取る必要がある仕事を行って、それ以外の時間とを考え、現地で仕事の予定を入れましょう。例えば、両国ともにビジネスタイムが10時~19時、昼休憩を12時~13時と過程した場合。
日本の適正時間 | ウズベキスタンの適正時間 |
10:00~10:59 | |
11:00~11:59 | |
13:00~13:59 | |
14:00~14:59 | 10:00~10:59 |
15:00~15:59 | 11:00~11:59 |
16:00~16:59 | |
17:00~17:59 | 13:00~13:59 |
18:00~18:59 | 14:00~14:59 |
上記の通り、両国ともに対応可能なビジネス時間は4時間しかないとこが分かります。これを十分理解して予定を立てましょう。ここでの調整が上手くできない場合、契約や取引の遅延が生じる可能性もあります。また、相手先が顧客の場合は顧客との通信やミーティングのタイミングが適切でない場合、顧客との関係に影響を及ぼす可能性があります。注意しましょう。
まとめ
以上、日本とウズベキスタンの間の時差について書かせて頂きました。その結果ビジネスにどの様な影響があるかなどの内容を体験談を交えて、注意点などを記載させて頂きました。とは言え、真反対の時差である12時間の時差と比較したら1/3しかありません。そう考えると大した時差では無いとも言えます。個人差もありますし、どの様な目的で時差が影響するかもそれぞれ違います。準備するに越したことはありませんので、ウズベキスタン渡航前には時差対策を可能な範囲で実行してみましょう。このブログではこれ以外にもウズベキスタン関連記事など様々なことに関する記事を書いていますので、他の記事もぜひご覧いただければ幸いです。それでは!