こんにちは。最近漫画やコンセプトカフェなど、日本の文化系サービスを提供している企業のウズベキスタンへの関心が高まっていると言う印象を受けたため、記事にしたいと思いました。特に漫画や書籍のウズベク語への翻訳及び監修サービスの需要の高まりを感じています。興味がある方は是非ご覧下さいませ。
ウズベキスタンでの漫画など日本文化への関心の高まり
近年ウズベキスタンをはじめとして、キルギスやカザフスタンでも日本のアニメや漫画のコンテンツは人気になってきています。そして、それらのグッズを扱う店も増えてきています。また、ウズベキスタンの首都タシュケントでは、日本文化を紹介する祭りなども開催されたりしており、若者で日本のアニメ、漫画文化に触れない子供は減ってきています。私のウズベクパートナーの子供たちもその周りの家族の子供たちもみんな日本の文化に触れて育っています。ここ数年で一気にこの傾向が強くなってきました。これから日本のコンテンツはウズベク進出を目指す会社が増えてくることでしょう。
漫画や書籍のウズベク語への翻訳
ウズベキスタンでは、公用語はウズベク語で、周辺の中央アジア諸国に比べてロシア語を話せる人口割合が少ない国です。その為、ウズベク語は現地に対してサービスを提供したい日系企業からすると必須言語と言っても過言ではありません。漫画や書籍に関しては、日本語からウズベク語への正確な翻訳だけでなく、翻訳者は原作のニュアンスやキャラクターの個性を忠実に再現することが求められます。これは一般的な作業的な翻訳業務と別物であると認識しており、漫画や書籍に対する翻訳は、弊社では日本での生活経験があり、日本文化にもある程度精通しているN1の日本語能力のあるウズベク人に翻訳を担当してもらいます。日本語からウズベク語の通訳者は、探すたけでも数が限られますし、その中でも適した人材を見つけるのは簡単ではありません。ぜひ漫画や書籍のウズベク語への翻訳は弊社にお任せください。
ウズベキスタン向け監修サービスの重要性
ウズベキスタンは、現在人口は3,500万人を超え、人口増加率も高い国です。そして、漫画などの日本文化への興味、関心も高まりを見せており、ニッチな市場ではありますが、日本のコンテンツがこの国を攻める価値は多いにあるかと思われます。ウズベキスタンは国として宗教色が強くなってきている傾向があり、漫画や書籍に対する監視の目もあります。一度NGとなってしまった漫画などは再販が難しくなるでしょう。そこで重要なのが漫画や書籍などはウズベキスタン向けの監修サービスをしっかり受けることをおすすめします。弊社でも対応は可能です。弊社の監修サービスを担当するのは、弊社のウズベキスタン営業所長と翻訳者が規制当局にも確認をしながら行います。弊社のウズベキスタン営業所長は、日本の大手テレビ局や、芸能プロダクションのウズベキスタン関連の監修やアテンドなどを行っているため、その辺りの知識は豊富にあります。
日本のアニメや漫画などの文化をウズベクへ
日本の政府の外交や、他の諸外国とは違ってビジネスの交渉などはしません。政府がそんなことをすると、日本では特定の企業への利益誘導だと非難されるからですね。そんなことしている間に他国はウズベキスタンで政治的にもビジネス進出を続けています。日本の政府はそういう意味ではあまり宛になりませんが、日本の文化は常に外交を続けています。日本のアニメや漫画の文化が、親日を世界中に増やし、日本に24時間良い影響を与え続けているのです。そんな素晴らしいことは他にありません。弊社は、と言いますか、私個人的にも、中央アジア進出支援などを行っている傍ら、もっと日本と中央アジア双方の発展になる行動をしたいと日々考えております。漫画や書籍のウズベク語への翻訳及び監修サービスは、仕事ではありますが、非常に興味のあることであり、是非とも機会があれば携わらせて頂きたいと思っております。
今後考えなければいけないところ
まずは、ウズベキスタン市場を見据えて、漫画や書籍のウズベク語への翻訳及び監修を行って進出するところまでは良いとしましょう。その後目に見えてやらなければいけないことがあります。これは目を瞑ってしまいがちな日本人が多い気はしますが、弊社でも政府と話をして対応可能なことです。それは、『海賊版などの偽物の撲滅』です。残念ながら、現在中央アジア諸国に出回っているアニメや漫画のグッズなどを見ても、とても正規品とは思えないものが売られています。これは実は非常に大きな問題です。それは実際にはしっかり外交などを行って阻止すべきものなのですが、正直日本政府よりも弊社の方がそれらの動きを止める交渉が出来る気がします。ただし、規制する部署を設けたり、そこの活動資金をどうするのかなど問題はありますが、そういった事もしっかり考えていくことが今後の日本の資産を守ることに繋がるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は、漫画や書籍のウズベク語への翻訳及び監修サービスを受注したいと言う下心もある記事でしたが、いろいろと私の本心もお話させて頂きました。私の妻はキルギス人ですが、アニメが大好きです。ALTをしているので、学校で生徒さんから、好きなアニメは何ですか?と聞かれることが多いみたいですが、彼女は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と回答するぐらいアニメ好きです。それは私がアニメ、漫画が大好きだから、私に強制的に勧められて観た結果ではあるのですが、私自身が大好きな日本のコンテンツ。それに関わる仕事が出来たらとても嬉しく思います。と言うことで、是非漫画や書籍のウズベク語への翻訳及び監修サービスに興味のある企業様がおられましたらお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。お待ちしております。